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Q.親が要介護の認定を受けました。要介護認定を受けると所得税の障害者控除を受けられる場合が あると聞きましたが、どういうことでしょうか。
A.障害者控除には身体障害者手帳等の交付を受けている場合の他に、65歳以上の人で、障害の程 度が知的障害者または身体障害者に準ずるものとして市町村長等の認定を受けた場合に、障害者控 除の適用を受けられる制度があります。要支援や要介護認定を受けた方は、この規定に該当する場 合があり、その場合は障害者控除の適用が受けられます。
Q.要介護認定を受けると、その市町村長等の認定が受けられるということでしょうか。
A.認定の基準は各市町村によって違いますので、必ず受けられるとは限りません。どのような取扱 いになっているかは、各市町村の介護保険関係の担当窓口に問い合わせてみてください。詳しく教 えてもらえると思います。また、問い合わせる時は、介護保険の被保険者番号がわかるといいで しょう。
Q.わかりました。障害者控除の対象になることがわかった時は、どのようにしたらいいでしょう か。
A.対象になる場合は、認定を受けるための申請を行います。申請の手続方法も各市町村の窓口で教 えてもらえます。認定後に「障害者控除対象者認定書」が交付されますので、それを受け取ったら 確定申告の時などに障害者控除を適用して申告してください。 なお、所得税における障害者控除の金額は次の通りになっています。
区 分 所得控除額 障害者 27万円 特別障害者 40万円 同居特別障害者(※) 75万円
※同居特別障害者とは、特別障害者である同一生計配偶者または扶養親族で、納税者自身、配偶者、その納税者と生計を一にする親族のいずれかとの同居を常況としている者をいいます。
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